滋賀から関空まで歩く!?三日間の歩行譚#03(伊丹空港編)

 

ressoryankyoto.hatenablog.com

 前回↑の続き

 

(前回までのあらすじ)三日間で130キロ歩くという壮大な計画は挫折し、関空から神戸空港へ移動したれそ達。リベンジのために伊丹空港を訪れ、大阪圏の三大空港を制覇することに。

 

れそさんぽ

二日後の2月8日。僕と水戸クンは幸いにして仁義を通す系男子だったので、伊丹空港まで歩くことにしました。

 京都から45キロを歩いて伊丹空港まで、と言いたいところなのですが、三日前に歩いた道をそのままなぞることに歓びはあるのかという話題になり、30秒もの途方もない長時間の熟慮を重ねた結果、そこに歓びはないとすぐ結論が出ましたので、前回リタイア地点の京阪千林大宮駅からの15キロを歩くことにしました。

 

15キロかよ。おい。

 

そう思った方もいるでしょう。

 

そこに歓びはあるのかよ。

 

ごもっともでございます。

 

ただ、これだけは言わしておくれ。お前、こっちは5日間で3回も同じ男と10時間ぐらい二人っきりやぞ(きっと水戸クンも思ってる)。妥協くらい許してよ。と。

 

12時に出町柳駅に集合して、14時に千林大宮駅からスタート。17時には伊丹空港に到着。こうなってくると行軍というより散歩です。

 

途中の商店街でメンチカツなんか買っちゃったりしてマジ散歩。地井武男にも若大将にも高田純次にも引けを取らない散歩具合。

 

伊丹空港の待合室でボーっとテレビ見て、プラーっと帰りました。うん、ふつうに楽しかったです。

 

なんか前回のブログで大仰な次回予告しといてこんなんですいませんでした。エヴァっぽい次回予告、一回やってみたかっただけなんです。

 

変態、ふたたび。

で、疑惑ながらリベンジを果たした僕。

 

でも、このあたりから僕はこのままではパミール行きの判断が下せないと思い始めていきます。継続した歩行量や長距離歩行のマネジメント、本格的な峠越えの経験が不足していましたのです。

 

訓練をせねば。

 

幸いにして2月は春休み。大学生、時間だけはたくさんあります。

 

2月19日。岐阜駅。

 

そう。岐阜から実家の東京まで歩きながら帰ります。5日間で150強キロの行程。箱根峠を越えます。越えました。

 

過去最高のマゾヒストロード、初日は岐阜駅から名古屋駅までの30キロです。

 

 

さぁ、蘇える変態。

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