【世界一周】海外渡航のための予防接種まとめ【関西】

世界一周や長期海外渡航の準備をするにあたって、一番といっていいほどお金がかかって、面倒臭いのが、予防接種なんじゃないでしょうか。

 

・何を打てばいいの?

・どこで打てばいいの?

・費用はいくらぐらいかかるの?

・どれぐらいの期間が必要なの?

 

実際、予防接種なんて何回もするものでもないし、分からないことだらけ。

僕自身、たくさん疑問や不安があったので、ここで予防接種についてまとめておきます!

 

 

1.何を打つべきか?

厚生労働省検疫所のサイトによると、

 ・黄熱

 ・A型肝炎

 ・B型肝炎

 ・破傷風

 ・狂犬病

 ・ポリオ

の6種類についての記載がありました。(麻しん・風しんについても10代の頃に2回の予防接種をしていない場合、海外渡航前の予防接種が推奨されるようです。)

 

 

でも、必ずしもこれ全部を打つ必要はありません。渡航先や旅の生活レベルによって、不要になってくるものもあります。

 

いろいろなサイトでいろいろなことが書いていますが、とりあえず病院に行ってみて先生に相談するのが信頼できるし楽なので、結局のところ効率がいいんじゃないかと、打ち終わってみて思いました。なお、黄熱ワクチンに関しては接種時に渡されるイエローカード(黄熱ワクチン予防接種証明書)が無いと入ることのできない国や地域があるので注意してください。

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(↑黄熱ワクチンの推奨地域。こちら全てでイエローカードが必要なわけではありません。)

 

ただ、ネットサーフィンの結果、

 ・A型肝炎

 ・破傷風

の2種類はみなさん、ほとんどの割合で打ってるような気がします。(あくまで参考までに)

 

で、結局僕は、

 ・黄熱

 ・A型肝炎

 ・破傷風

 ・狂犬病

 ・腸チフス

の5種類を受けることにしました。

 

A型肝炎破傷風に加えて、黄熱危険地域への渡航の可能性を排除できなかったので黄熱ワクチン、医療機関の少ないパミールハイウェイ上での緊急事態を考慮して狂犬病、先生の勧めを受けて腸チフス、を接種することにして、以上5種類の接種となりました。

 

わかりやすい情報がこのブログに載っていたので、参考にしてみてください。

 

2.どこで打つべきか?(関西医療機関まとめ)

どの医療機関で予防接種をすればいいの?という問題は予防接種において最大かつ最重要な問題かもしれません。

 

が、

 

関西での予防接種についての情報すくねぇぇぇぇ!!!!

 

ということで、関西(特に京都)での海外渡航予防接種についてまとめてみました。

 

①黄熱

関西で黄熱ワクチンが接種可能なのは、

 ・大阪検疫所(大阪市総合医療センター)

 ・神戸検疫所

の2機関のみです。(2018年7月現在) しかも予約制。うーん、険しい・・・・

 

ワクチンの種類も値段も同じ(11180円)なので行きやすい方でいいと思います。僕は京都に住んでいるので大阪検疫所(大阪市総合医療センター)にしました。

 

(黄熱ワクチンに関しては別途、記事をあげたいと思います。)

 

 

②黄熱以外

京都市内で海外渡航用の予防接種が可能な大きな病院は

 ・京都府立医科大学附属病院(川端丸太町)

 ・洛和会音羽病院(山科)

 ・坂部医院(京都市役所前駅

 ・京都市立病院(五條御前)

といったところでしょうか。このうち、HP上で料金が確認できた医療機関でのワクチン接種について表にしたので参考にしてください。(2018年7月現在)

安いワクチンをそれぞれの医療機関からつまみ食いしたいところですが、複数種類のワクチンを接種するなら、同一の医療機関にかかることをお勧めします。基本的にどこも予約制となっています。自分でそれぞれの医療機関の全ての予防接種のスケジュール管理をするのはリスクを伴うし、大変です。

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コストパフォーマンスは京都府立医科大学附属病院がいい感じかと思います。実際、僕も家が近いこともあって京都府立医科大学附属病院でワクチンを接種しました。ただし、京都府立医科大学での安いワクチンは国内未承認の輸入ワクチンなので、万が一の場合、厚労省の補償の範囲外となることに注意が必要です。

 

 

3.費用はどれくらい?

ワクチン自体の値段は破傷風の接種回数を一回減らしても問題ないとのことだったので、63288円ー破傷風ワクチン4320円+黄熱ワクチン11180円で70148円でした。但しそこに、診察費や初診料が加算され、最終的にかかった費用は75008円でした。

 

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僕は「これも経験や!!」と思ってなるべく多くの予防接種をしているので、ワクチンの種類を減らすなり、安いところに行くなりして節約することはできると思います。もし、タイに行かれる方はバンコクのスネークファームで安く予防接種ができるそうです。

 

 

4.どれくらいの期間がかかる?

まず黄熱の予防接種を受けると、4週間以上を経過しなければ他の予防接種を受けることが出来ません。全ての予防接種が終わった最後に黄熱ワクチンの接種をすることをおすすめします!なお、黄熱ワクチンの接種10日以内は副反応の可能性があるので、出国予定日の10日前には黄熱ワクチンを接種しておきましょう!

 

また、同一ワクチンは基本的に一週間以上の間隔を開けないと二回目、三回目と打つことが出来ません。特に狂犬病ワクチンは三回打つ必要があるので、狂犬病の接種を予定している方は3週間以上の期間が必要です。

 

日本国内での予防接種を考えている方は、出国の1、2か月前には予防接種を開始したいところです!

 

 

 

予防接種は予算との相談ですが、安心を買うと割り切っちゃってもいいかなぁと個人的には思ってます。粗雑なまとめですが是非是非参考にしてみてください!